ラミネートベニアにも寿命がある！取り扱いに注意しよう

2025/11/16

個人差はあるが10～20年程度が一般的

ラミネートベニアの素材の中には、天然歯と同程度の耐久力や強度を持つものも多いです。寿命については個人差がありますが、10～20年程度とされています。

ただし、ラミネートベニアはあくまで人工歯であり、神経の通った人間の歯とは似て非なるものです。長持ちさせるためにも、適切にセルフケアを実施し、メンテナンスにもきちんと通いましょう。定期的に通院してプロのケアを受けることで、見た目の美しさもキープできます。

ラミネートベニアの接着技術について、かつては治療後4～5年が目安といわれていました。近年はラミネートベニアに関する研究が大きく進み、より長持ちする接着技術が誕生しています。4～5年以上経っても簡単に外れにくくなってきているので、安全に治療を受けられるでしょう。

ただし、使用する素材や扱い方によっては、接着剤の劣化を早めてしまう場合があります。先ほども述べたように、適切なセルフケアやメンテナンスをすることが大切です。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方がラミネートベニアを装着する場合、割れてしまうリスクが高まります。そこでおすすめなのが、マウスピースの装着です。歯に加わる力を分散させることで、ベニアが破損するのを回避します。

なお、マウスピースは歯科医院で作製可能です。一人ひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作れますので、装着時の違和感はほぼありません。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、一度相談してみましょう。