ラミネートベニアが適している症例はこんなケース!事例①

軽度なすきっ歯や叢生などの治療におすすめ
軽度なすきっ歯や叢生(そうせい)などの治療には、ラミネートベニアが適しています。叢生は乱杭歯(らんぐいば)とも呼ばれ、歯が重なり合ってデコボコとした状態の歯並びのことです。
これらをラミネートベニアで治療するときは、少し大きめのシェルを貼り付けることで対応します。ただし、重度のすきっ歯や叢生には適応できず、かみ合わせの改善もできません。このようなケースの治療を目的とする場合は、矯正治療の適応範囲となります。
一部が欠けた歯やすり減った前歯の改善
一部が欠けた歯やすり減った前歯の改善にも、ラミネートベニアを適応可能です。技工物を作製する際にシェルの厚みを調整することで対応します。歯の形状は自由に決められますので、「歯の形が気に入らない」「前歯が周辺の歯よりも小さい」といったケースも微修正が可能です。
生体親和性の高い素材を使用するため、天然歯に近い自然な見た目に仕上がります。人前で笑顔を見せることに抵抗のあった方も、きっと自信を取り戻せるでしょう。
前歯の表面の小さな虫歯の治療にも最適
前歯の表面に小さな虫歯がある場合は、ラミネートベニアをする際に一緒に治療できます。過去の虫歯治療時の詰めものや被せものが変色してきたときにも、ラミネートベニアがおすすめです。
ただし、大きな虫歯がある場合は同時には行えず、先に虫歯治療をする必要があります。なお、ラミネートベニアそのものは虫歯にはなりませんが、装着した部分の周囲の天然歯は虫歯のリスクがありますので、日々のセルフケアを怠らないようにしましょう。